産業廃棄物に対して行なわれる中間処理。
今回は産業廃棄物の中間処理について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼産業廃棄物の中間処理とは
産業廃棄物は「中間処理」と「最終処分」によって処理・処分されます。
中間処理は最終処分される産業廃棄物の量を減らす目的で行なわれます。
中間処理を行なわないと最終処分場はすぐにゴミで一杯になってしまいますからね。
中間処理には、具体的には以下の工程があります。
①焼却
産業廃棄物を燃やして燃え殻にします。
②破砕
産業廃棄物を細かく砕きます。
③溶融
産業廃棄物を1,400℃以上の高温で燃やして溶かします。
④脱水
脱水機を使い、産業廃棄物の水分を飛ばします。
⑤選別
リサイクルしやすいように、産業廃棄物を分別します。
⑥安定化
廃酸や廃アルカリなど人体に害を及ぼすものを中和し、安定した状態にします。
⑦無害化
産業廃棄物から、ダイオキシン類やPCBなどの有害物質を除去したり分解したりします。
▼まとめ
産業廃棄物は、中間処理でさまざまな工程を経て最終処分場へと運ばれます。
中間処理を行なう場合は、まずは収集・
運搬業者から運ばれてきた産業廃棄物を中間処理場が検査します。
そして問題がなければ、大まかな分別の工程へと移っていきます。
「アイエス建興株式会社」では、自社所有のダンプカーによる残土や資材の運搬処理、産業廃棄物収集運搬を行なっております。
コンプライアンスを順守した確実な処理に定評がございますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。