建設現場では成果物以外にもいろいろな副産物が発生しますが、その中に「建設廃棄物」というものがあります。
今回は建設廃棄物について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼建設廃棄物とは
建設廃棄物とは、文字どおり「建設現場から出る廃棄物」のことです。
コンクリートやアスファルト・汚泥や木材などが該当します。
■どうやって処分するの?
建設廃棄物は「廃棄物」ではありますが、ただ捨てれば良いというものではありません。
適切に分別した上で、可能な限りリサイクルが行われます。
この時、必ず「マニフェスト」が作成されます。
マニフェストとは産業廃棄物が適切に処分されたことを証明するための書類で、電子と紙の両方があります。
マニフェストがあることで、処分業者は廃棄物の不法投棄ができないというわけですね。
■運搬も重要
建設廃棄物の処分を行うためには、まず処分場に廃棄物を届けなくてはなりません。
ここで活躍するのが廃棄物の
運搬業者です。
廃棄物の
運搬業者も、ただ運搬するだけでなく廃棄物の特性に従った車両や運搬ルートの選定を行う必要があります。
専門知識を持つことで、間違いなく処分場に届けることができます。
いろいろな専門家が協力することで、建設廃棄物の処分が適切に行われているんですよ。
▼まとめ
建設廃棄物とは、建設現場から出る廃棄物のことです。
コンクリートやアスファルトなどの廃材が該当しますが、ただ捨てるのではなく適切に分別してリサイクルしなければなりません。
処分の際はマニフェストを作成し適切な順序で作業が行われます。
また、運搬にも細心の注意を払わなくてはなりません。
全ては限られた資源を有効に使うための試みです。
建設現場を見た時は、廃棄物の行方にも思いを馳せてみると面白いかもしれませんね。