トラックやダンプカーなどで物を運ぶ場合「運搬」や「運送」といった言葉を使いますよね。
非常に似ている2つの言葉ですが、実は運ぶ内容によって使い分けられているのをご存じでしょうか。
今回は運搬と運送の違いについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼「運搬」と「運送」の違い
運搬と運送には、以下のような違いがあります。
■運搬
運搬とは「特定の場所どうしで荷物をやり取りすること」を意味します。
例えば工場から工事現場に資材を運ぶ場合、他の目的地は基本的に存在しませんよね。
このように明確な目的を持って物を運ぶ行為を「運搬」と呼びます。
■運送
一方、運送とは「距離や場所に関係なくただ荷物を運ぶこと」を意味します。
広い意味では運搬も運送の一種と言えますが、毎回目的地が変わる場合は「運送」と呼ぶほうがふさわしいでしょう。
■「輸送」は?
運搬や運送と似た言葉に「輸送」というものもありますよね。
輸送も、荷物を運ぶ行為である点は運搬や運送と同じです。
違いは「荷物の大きさや重さ」にあります。
輸送とは「車両や船、飛行機などで荷物を運ぶこと」を意味します。
運搬や運送は人力で行った場合でも成立しますが、輸送は車など何らかの機械を使った場合に限られる言葉です。
同じ「運ぶ行為」でも、ある程度の大きさや重量のある荷物を運ぶ場合は「輸送」と呼んだほうが良いでしょう。
▼まとめ
運搬とは「特定の場所どうしで荷物をやり取りすること」、運送は「距離や場所は関係なく荷物を運ぶ行為」を意味します。
どちらの行為も、物資の流通には欠かせません。
弊社は、建築や土木の現場に必要な資材の運搬などを行っております。
ガラ混じり残土の運搬・処分も承っておりますので、
運搬業務でお困りの際はご相談ください。