ダンプカーのナンバーの色の意味とは?
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2022/09/09
コラム
ダンプカーの車体や荷台に、大きくナンバーが表示されているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
車によって数字が違うのはもちろんですが、実は色にも違いがあるんですよ。
今回はダンプカーのナンバーの色の意味について解説していきますね。
▼ダンプカーのナンバーとは
ダンプカーの荷台付近についているナンバーは「ダンプ表示番号(ダンプナンバー)」と呼ばれるものです。
「ゼッケン」とも呼ばれていて、最大積載量が5トン以上か車両の総重量が8トンを超える車両への表示が義務付けられています。
そのため、土砂やコンクリート片などの重量物を運ぶほとんどのダンプカーにゼッケンが表示されているのです。
■色にも意味がある?
ダンプカーのナンバーが書いてあるプレートには、「白」と「緑」の2種類があります。
ざっくり分けると、白は自家用車、緑は事業用の車(自分のものではない)という規定になっています。
たったこれだけの違いですが、運搬事業を行う上でプレートの色の違いは重要です。
なぜなら、白ナンバーのダンプカーは自家用車であるがゆえに他者の土砂などを運搬することは禁止されているからです。
土砂の多くは、他の事業者に渡すために運搬されます。
白ナンバーのダンプカーで、収益が出るような土砂の運搬はできません。
土砂の運搬事業を行うのであれば「緑ナンバー」が鉄則というわけです。
▼まとめ
ダンプカーについているナンバーは、「土砂やコンクリートを運搬している」というサインです。
ただし白ナンバーは収益を出すための土砂の運搬には使えません。
事業用の土砂運搬を行うなら、緑ナンバーを持つことが鉄則と言えるでしょう。
もし次に道路でダンプカーを見かけたら、ぜひナンバーにも注目してみてくださいね。